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個人再生相談 > 個人再生について > 個人再生開始時の注意

会社からの借入れだけ除外することは可能ですか

 

 個人再生手続きを行う際,全ての債権者を平等に扱うという原則があり,全社に対して,支払いをしてはいけないということになります。

 債権者平等の例外として,認められているのが,住宅ローンを組んでいる際の住宅ローンの支払いになります。

 そのため,勤務先からの借入れがあったとしても,他の債権者と同じく,支払いをしてはいけないということになり,勤務先の会社のみ債権者から除外することはできません

 とはいえ,勤務先からの借入れを支払わないとすると,現実問題として,会社に居づらくなくことも間違いないでしょう。

 そのため,解決策として,例えば,親から援助してもらい,勤め先の会社からの借入れのみ,親から直接,支払ってもらうというような対処は可能です。この場合,自分で会社に支払いをしたわけではないため,債権者平等原則違反にはなりません。

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