個人再生では,債務総額から大幅圧縮を受けた弁済総額を将来的に支払っていく手続きになります。
そのため,無職で,収入が全くないという場合,将来の支払いができないため,個人再生手続の利用ができないことになります。
これに対し,パート,アルバイト,派遣社員の方であっても,毎月,収入を稼いでおり,仕事が継続する可能性が高ければ,個人再生手続を利用することが可能です。
また,パート,アルバイト,派遣社員で,収入が少ない場合,同居の家族に収入があり援助を見込める場合や,別居の家族であっても,継続して援助してもらえる場合,家族の収入も加えた内容で個人再生の履行可能性を判断してもらうことが可能です。