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個人再生相談 > 個人再生について > 個人再生開始時の注意

小規模と給与所得者再生のどちらを選択すればよいですか

 

 77で記載しておりますが,小規模再生,給与所得者等再生では,小規模再生の方が弁済額が少なくて済みます。

 そのため,まず,小規模再生の利用を検討してから,債権者の過半数の反対が見込まれるような場合,例外的に,給与所得者等再生の利用を検討すればよいでしょう。

 反対の可能性を考慮するケースとして,債権者が1社だけの場合,同社が反対をすれば,手続きが通らないので,事前に,意見を打診しておいた方がよいでしょう。また,1社のみで,債務総額の過半数の債権を持っている場合,同社の反対により,手続きが通らなくなるので,この場合も事前に,意見確認をした方がよいでしょう。

 ただ,1社が反対をすれば手続きが通らないようなケースであっても,反対をしないで通してもらっているケースも数多くあります。

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